
昨晩深夜3時、ようやく富士山登山から帰宅しました。
写真は、下山道の八合目付近で撮った写真です。
下山後御殿場インターに向かいましたが、東名高速が事故で通行止めになっており、国道も大渋滞で身動きできませんでした。
帰宅後はフラフラでしたが、お風呂に入ってから「筋肉痛」が怖いのでストレッチをして寝ました。
Facebookに富士登山速報を掲載しましたので、沢山の皆様から励ましのお言葉を頂き、うれしかったです。「コメント」や「いいね」で応援してくださった皆様 ありがとうございました。
実は今回富士山に登るのは2回目で、1回目は昭和63年(1990年)、私が大学4年生(22歳)の時に九合目で断念しました。これが当時九合目で下山を決めた時に撮った写真です。

当時、神戸市東灘区の御影学習教室(今もあります!)で塾(中1と中2数学)の先生(アルバイト)をしていて、塾の生徒と一緒に夏合宿で富士山に登りました。
しかし、富士登山の知識も準備も十分ではなく、朝8時30分頃に吉田ルートから登山を開始し、カッパも持たずに大雨になり、途中の山小屋で生徒の分もビニールカッパを買いましたが、寒くて震えながら登りました。
生徒も私も高山病になり、次々と生徒と先生が下山する中、元気のいい生徒5人と私だけが山頂を目指すことになりましたが、私たちも雨で全然前が見えなくなり、九合目で引き返しました。
本八合目で引き返した川瀬塾長からは、「よく九合目まで行きながら、引き返してくれた。あのまま山頂に登っていれば、真っ暗になり遭難していたかもしれない。正しい判断だった。ありがとう。」と感謝されましたが、九合目まで行きながら山頂までたどり着けなかったのは、とても悔しかったです。
また、長い長い下山道を、歩きの遅い生徒と一緒に降りるのは、体力のある私にはとてもつらく、「人生で一番大変だった思い出」の一つになっています。
そんな富士山への2度目の挑戦で、どうしても山頂まで登りたかったので、装備の準備は十分にして挑みましたが、体力と脚力は何の準備もしておらず、高山病対策も不十分で、とても苦しい思いをしました。
同行した仲間に迷惑をかけてしまいましたが、仲間の大切さを痛感しました。山頂にたどり着いた時には、思わず涙があふれましたが、本当に苦しい富士登山でした。
帰りの下りもとても長く、何度も休憩したので、結局朝7時に五合目から登山を開始し、下山出来たのは夜8時で、13時間かかりました。
来年以降、子供たちが富士山に登りたいと言えば、本当は登りたくありませんが、今度は山小屋で一泊して登りたいと思います。
長文ありがとうございました(*^_^*)
今は筋肉痛と戦っています!