<平成25年8月14日15日 私が家族で富士山に登りたかった訳>
私は昭和63年に富士山に挑戦して九合目で断念し、
平成24年に会社の仲間と挑戦して、初登頂しました。

私は昔から「どうしても家族で富士山に登りたい!」
という願望があり、その理由が次の2つです。

(1)中学1年の時に父親を病気で亡くした私は、父親との思い出が少なかった。
  家族で日本一の山を制覇することは、「最高の記念」になる。

(2)子供達が過酷な「富士登山」を体験することで、
  今後の人生で「困難に打ち勝つ精神力」を身に着けられる。


以上より、あまり乗り気でない家族を引っ張って登山当日を迎えました。
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<昭和63年 大学生の時に富士登山失敗>
私が大学4年生の時に、
アルバイトをしていた塾の生徒と富士山に挑戦して
「九合目で断念」して以来、
「いつか子供達と富士山に登りたい」と思っており、
子供達が小さいときから「富士山に一緒に登ろう!」と言ってきました。
http://kumachan-nikki.ldblog.jp/archives/51943625.html
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<平成24年7月15日 過酷な「弾丸登山」体験>
昨年会社の仲間達と「日帰り弾丸富士登山」を行い、
とても過酷な体験で私の人生が変わりました。
昨年の富士登山の様子は、こちらをご覧ください。
http://kumachan-nikki.ldblog.jp/archives/51943755.html
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<1年前にダイエット決意>
富士登山後、ダイエットを決意した私は、10kg痩せました。
ダイエットの方法は、こちらをご覧ください。
http://kumachan-nikki.ldblog.jp/archives/52034726.html
変化
<平成25年4月1日 山小屋予約>
昔からの子供達との約束を果たすために、
「今年どうしても家族で富士登山を達成したかった」ので、
山小屋予約が始まる4月1日に、
一番高所の山小屋「御来光館」をインターネットで予約しました。
http://www.goraikoukan.jp/

<平成25年6月20日 登山用品レンタル予約>
私は昨年道具を揃えたのですが、
家内と子供達二人の登山道具を用意するのは大変でした。

長男も次男も、普段29cmの靴をはいているので、30cmの登山靴が必要で、
ザック、レインコート、登山靴、ヘッドライト、ストック、スパッツは、
全てレンタルすることにして、6月にはインターネット予約を済ませました。
http://www.yamarent.com/


<平成25年8月14日 いよいよ登山初日>
前日に準備を済ませ、「登頂する自信のない」家内をムリムリ連れて、
早朝5時に自宅を出発しました。

「お盆帰省渋滞」が発生する前に東京都内を順調に抜けることができ、
7時過ぎに富士吉田インター近くの駐車場に到着しました。

8時00分: 皆で着替えと登山の準備を行い、
予定通り8時に駐車場を後にしました。
下から富士山は雲に囲まれて全く見えませんでした。
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9時07分: バスで五合目に到着すると快晴で、
富士山がきれいに見えてうれしかったです。
前回もその前も富士山では「雨」で前が見えなかったので、ワクワクしました。
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10時01分: 五合目で1時間ゆっくりして高所に体を慣らし、
10時に登山を開始しました。
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10時22分: 少し暑かったですが、景色はキレイで、
順調に登って行きました。
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11時19分: 出来るだけゆっくりと登り、
六合目をすぎて、少し疲れてきた家内にペースを合わせて、
休憩を増やししました。
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11時20分: 下は少し曇っていますが、上はよく見えました。
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12時11分: 七合目で昼食のおにぎりを食べ、栄養を補給しました。
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12時52分: だいぶん登ってきました。
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12時57分: 家内の黄緑色のザックは子供たちに交互にもってもらいました。
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14時07分: 体力に余裕のある子供達は、先に山小屋に行かせ、
私と家内はゆっくり登ることにしました。
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八合目から本八合目、そして八.五合目までの道のりは遠く、
昨年同様に高山病による吐き気と、足の筋肉痛でペースが遅れました。

気温も下がって寒くなり、あまりにも辛く
「もう二度と富士山に登るのはやめよう!」と思いました。

荷物が無くなった家内は私よりも元気で、
歩幅を狭くした「牛歩」で順調に登って、逆に私を励ましてくれました。

16時15分: 子供達から30分遅れて、ようやく念願の山小屋に到着しました。
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子供たちも疲れていたのか、すでに横になって寝ていましたが、
初日の目標を達成出来てひと安心です。
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16時50分: 夕食は「温かいハンバーグ」とご飯とお茶とサラダで、
冷えた体にはとてもおいしかったです。
ハンバーグだけでは足りず、2杯のラーメンを追加注文しました。
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18時07分: 噂には聞いていましたが、山小屋の寝床は非常に狭く、
私達4人で2メートルほどの幅しかありませんでした。
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家族4人で肩と肩をすりあわせながら、
起床の1時まで、苦悩の時間が始まりました。

18時に布団に入りましたが、寝返りも自由にできず、
1時間経つのが非常に長く、苦痛の連続でした。

22時頃までは、到着した人の話声や、いびき等がうるさく、
かけ布団も3人で1枚なので、1人は他人と一緒の布団なので、
寝られません。

24時頃に、私は高山病で頭痛と吐き気がしてトイレで吐き、
持参した頭痛薬を飲みました。

<平成25年8月15日 登山2日目>
1時00分: フラフラになりながら起床して、準備しました。
2時00分: 夜空の中、山小屋を後にしました。
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2時23分: 昨日元気だった子供たちも寝不足と高山病で、
体調が悪い状態です。
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2時24分: 登山道は適度に渋滞しており、ゆっくりと登りました。 
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2時46分: 私は薬が効いて比較的楽になりましたが、
家内、ユウト、ナオヤと順に体調が悪くなり、
皆で頭痛薬を飲んで、休憩しながら頂上を目指しました。
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4時10分: 無事に頂上について、
山小屋を通り抜けて小高い山に陣取りました。
少しづつ辺りが明るくなってきました。ナオヤは元気です!
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4時11分: 5時前の日の出に向けて、ここからは寒さとの戦いです。
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あまりの寒さに手が凍え、ユウトは体が震えだし、
私と家内で体を寄せて温めました。
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4時56分: いよいよご来光です!
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4時57分: うっすらと太陽が見え、歓声が上がりました!
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5時00分: 完全に太陽の姿が見えました。
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5時02分: 震えていたユウトも携帯で写真を撮っています。
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5時04分: 太陽を背にして記念撮影
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5時05分: 家内とユウトも記念撮影
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5時07分: 前回は天気が悪かったので、初めて見る富士山の火口です。
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火口と富士山の気象台もよく見えました。
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明るくなり、沢山の登山客が見えます。
あまりにも寒いので、山小屋に入り、ラーメンとうどんを食べました。
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6時15分: 登頂を記念する写真を撮って、下山を始めました。
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7時22分: 登山も大変ですが、下山も大変です。
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疲れた足は踏ん張りがきかず、何度もスベリました。
途中で子供たちは先に帰らせて、私と家内でゆっくりと下山しました。

家内は下山も弱音を吐くことなく、私より元気でした。
改めて「子供を産んだ女性は強い」と感心し、感謝しました。
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10時15分: 子供達から遅れること1時間 何とか下山できました。
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売店でお土産を買って、バスに乗って下山しましたが、
今朝寒さで震えていたのがウソのように暑かったです。
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17時00分: 着替えて近くで食事をして、
少し渋滞の中浦安に着いた時には、疲れきっていました。

今回、一緒に登ってくれた、
家内とユウトとナオヤに、本当に感謝します。

お父さんのワガママに付き合ってきれて ありがとう!
最高の思い出が出来ました。

また、Facebookやブログで応援してくださった皆様
本当にありがとうございました。
お陰様で1年計画を、無事に成功させることができました。

私の信条「思いは実現する!」を
また一つ体験することができました。

また、次の目標に向かって頑張ります(*^。^*)
応援よろしくお願いいたします!